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体験版ながらハマリました。面白いです
引用されている北欧神話について少しまとめました。ネタバレ含みますのでご容赦を。
北欧神話はファイナルファンタージーでお馴染みだと思います。
MYTH体験版をプレイをするにあたっては梓門
(ヴァルキリー)としての意味合いが大きく出てきます。
ヴァルキーをギリシャ神話の女神ニケとして解釈している人が多いと思う。
-女神ニケとは・・・有翼の女性の姿。勝利の女神とされている。
スポーツメーカーのNIKE社名はこの女神に由来。
トレードマークはこの女神の翼をイメージしたもの。
一般的は戦女神としての縁起の良い神としてのイメージを持たれるだろうが
本来のヴァルキリーは冥府・死を司る死神。「戦死者を選ぶ者」の意を持つ。
主神オーディンの命を受けて天馬に乗って戦場を駆け巡りる。
戦場で戦死した勇士(エインヘリヤル)を天上の宮殿ヴァルハラへ迎え入れる。
エインヘリヤルとは・・・
巫女によって予言されたラグナロク(終末)の時に 主神オーディンと共に戦う為に兵となる戦死者達。 宮殿ヴァルハラでヴァルキリーの持て成しを受けながら訓練をする。訓練は朝から互いを殺し合い、死んだ者は夕刻には蘇る。夜には殺しても翌日には蘇る豚の肉食べ、山羊の乳から出来た酒を持て成すヴァルキリーの酌で呑むという盛大な宴をする。
また、エインヘリヤルを主神オーディンと分け合う権限があるといわれている。ある部においては、主神と同じ立場を持っているとも考えられる。
主人公の田辺命人(ヴァーサーカー)は北欧神話から見ても主人公にするには異様な存在である。
名からして狂人そのものですね。オーディンの神通力をうけた戦士で
狂ったように残虐の限りを尽くした後に虚脱となる。言ってみりゃ狂った人。狂人です。
また、オーディンの命令で動く兵とも言われてマフ。
MYTHでもそのようにシナリオが進められていました。
特に神である、と言う訳ではない。その為か、功績や歴史と言ったものが無い。
エインヘリヤルも同じことが言えますので、オーディンに与えられた職業として解釈すべきなのでしょう。
ヴァーサーカーとは別にベルセルク、またはウールヴヘジンといわれています。
ウールヴヘジンとは狼の皮を被った戦士。後に狼男伝説にも影響を与えています。
北欧神話の狼は大きな意味を持ちます。
ラグナロクで主神オーディンを殺す者。それは狼のフェンリルなのです。
そして様々な可能性や要素をふまえた上でMYTHで面白いと感じたのは・・・
ラグナロク(世界の終わり)のキーマンとなるロキを
田辺君は食っちゃった!
えぇぇ~・・・、やっぱ先読めないで終わりかよ~・・・。