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俺はオタクじゃない。ただのインドアだ。
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世界観は独特で罪を犯した者は何かしらの義務を負わせて更生させる社会。
それはドストエフスキーの長編小説「罪と罰」で有名な
「一つの微細な罪悪は百の善行に償われる」
「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」
という独自の犯罪理論。
その理論で社会が形成されたという1つのIFを想像してしまう。
主人公の森田賢一は試験官の法月将臣の下で「選ばれた非凡人」となるべく
微細な罪悪を犯したヒロインが善行により償われるよう働きかける。
ってな感じかな?



シナリオは一本道で各エピソードとしてヒロイン達が語られる。
基本的に暗くて痛々しい内容だが、それ以上の感動があります。
ヒロインの心の弱さを垣間見た時の絶望感
それと同時に強さを見た時の感動は忘れらんな。
そして、サブキャラが異常なまでに輝いている。
強過ぎる子供のまな
弱過ぎる大人の大音京子
そして卯月セピアの存在感はホント、言う事も無かった。


ずば抜けて優秀な頭脳と実行力を備えた主人公だが
その上をゆく法月将臣の圧倒的な存在感は鳥肌もの。
更にCVが若本なだけもあって緊張感が違う。
天才の主人公に出来過ぎた悪役、この二人の対峙は最高に面白い。


悠久の少年少女は気になっていた法月将臣の過去とその後が語られる法月編がメイン。
法月の過去はただ泣くしかないと言った内容。あまりにも悲しかった。
ラストに法月が森田に父親の様に語り掛けた時には涙が止まらんかったぜ。
ヒロイン編はエピローグの付け足しと言うよりエロ補充分と言った感じ。
だら~っとした感じ。それがまた良いんですけどね。


登場する人物全てが愛しく思える作品って、なかなか無い。
これは名作と言われるだけある。太鼓判。



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